ベッドでのマナー

ベッドでのマナー

女性には準備が必要

 

好きな女性を初めてベッドに誘う時、男性は無計画で行きあたりばったりではいけません。

 

男性は「そうだ、今日誘おう」と思い立っても準備はいらないと思いますが、女性は何かと準備が必要なのです。

 

なんとなく、今日そうなりそうな予感があれば、女性は準備をします。心の準備と着て行く服や下着の準備。シャワーを浴びられなかった場合に備えてデートの前にお風呂に入る、など。せめて、前の日の晩にはシャンプーはしておかないと、などなど。男性は笑うかもしれないけれど、結構、女性は気を使っています。

 

理想としては、「今度会う時、遠くにドライブしようよ。ちょっと遅くなっても大丈夫?」程度の伏線があれば、女性は何だかドキドキしながらも、いざという時「NO」と言わなくていいように準備して行くのです。

 

不意打ちのお誘いでは、うっかり無駄毛の処理を忘れていたり、おばさん下着だったりして、YESと言いたいのにNOと言わざるをえない……なんてこともあります。男性が気にしないと言っても無駄。「えっと、今日、どんなパンツだったっけ」あなたが一生懸命誘っても、女性はそんなことを考えています。初めてのお誘いは、くれぐれも慎重に。

 

逆に、不意打ちのお誘いでOKだった時は、彼女もそれを待っていたということ。いつ誘われてもいいように準備をしていたのでしょう。

 

避妊は絶対に

 

「洋服はあなたが脱かせて」「シャワーを浴びるかどうか聞いて」「それからテレビはつけないで」「アダルトビデオなんてもってのほか」「いきなり、そういうことしないで」「耳の中まで舐めないで」「そんなこと、させないで」「ベッドでたばこを吸わないで」

 

まあ、いろいろ注文はあるでしょうが、それを口に出せないのが女性。ともかく、初めての時は焦らず慎重に。そして、普通に丁寧に。いきなり、特別なサービスをしないこと。特に、経験の浅い男性がビデオで学んだ技術をそのまま応用すると、泣きを見ます。

 

それから、普通の女性はビデオの女優さんのような反応はしませんので、普通の女性を「不感症」なんて思わないように。まあ、みなさん、泣いたり笑ったりしながら、経験を重ねて学んでいくものですけど……。

 

また、女性が口に出さなくても、絶対に避妊はしなくてはなりません。「計画的、って思われるかも」なんて考えなくてかまいません。男性がスキンを用意しておくのは常識です。女性に「ちゃんとつけてね」なんて言わせないように、自主的に。

 

「今日は大丈夫」と言われても、ちゃんとしましょう。男性が自分自身を守ることにもなります。あとで「できちゃった、結婚して」ということだってあるかもしれません。

 

ベッドでの相性

 

男女の関係性で見落としがちなのが、ベッドでの相性です。

 

あまり多く語られませんが、セックスが子づくりのためだけの営みになってしまってはもったいないと思います。

 

お互いがそれでいい、と思っているカップルなら特に問題にはならないのでしょうが、どちらかが「もっと楽しみたい」「セックスは愛情を深めるためのコミュニケーションのひとつ」と思っている場合は、ベッドの相性は大切です。

 

日本では、まだ、女性がセックスについて熱心すぎるのを歓迎しない風潮もあるようですが、実は、多くの男性は淡白過ぎる女性に対して不満を持ちます。

 

経験が少なく、すべて男性におまかせの女性を「マクロ女」と陰で呼ぶ男性もいるようですが、逆に最初から女性がテクニック全開だと「怖い」と言うんですね。結局、何も知らない女性に自分があれこれと教え、女性がだんだんと熱心になってくるのを見るのが嬉しいようです。「俺が育てた」的な。

 

そして女性の方はというと……。はっきり言って大きく2つに分かれます。楽しんでいるグループと、楽しんでいないグループ。好きなグループと、そうでもないグループ。あなたの彼女がどちらのタイプか見極めたうえで、ベッドでの対応も変わってきます。

 

付き合いたいと思って数回セックスした後、やっぱり理想の相手とは違う、別れようと思っても、女性は納得してくれません。身体だけが目的だったの、なんて言われかねません。

 

だって、女性は、好きな人じゃないと基本的にセックスしませんから、相手にも同じような誠実さを求めます。けれど男性は、実際のところ、とりあえずセックスしてみるまではその相手を本当に好きなのか、欲望なのか、今ひとつわからないというのもよく聞く話です。困ったものです。

 

時間と愛情をかけて育む

 

恋人ができたら、相手の心も身体も、同じように慈しみ、大切にしてください。

 

たとえ、ベッドの中で彼女の反応があなたの思うようなものでなかったとしても、時間と愛情をかけて者むことで、あなたの望むパートナーに近づきます。

 

彼女はセックスが嫌いなのではなくて、どんなふうにふるまえばいいのかわからない、不安や不満があるのかもしれません。もしかすると、あなたが一方的で強引な進め方をしているのかもしれません。

 

女性も、愛する相手を喜ばせたいと思うものです。そして相手が自分に満足したか、自分のプロポーションが相手をがっかりさせなかったか、ひそかに気にしていたりします。

 

セックスが苦痛になるのは、気持ちのすれ違いがあるのにそれを無視して男性が求めるから。お互いがとても好きなのにベッドの中で今ひとつ盛り上がらない時は、「綺麗な肌をしているね」とか、「僕たち、身体の相性もいいよね」などとおまじないをかけ、相手に自信を持たせてあげてください。それにより、彼女も「これでいいんだ」と自信を持って過ごせるようになるでしょう。

 

もしくは、肉体的にトラブルを抱えている場合は、病院で診てもらう必要もあります。女性の反応を確かめながら、充実した時間を過ごしてください。

 

心と体の両方を愛する

 

婚約するまでセックスはしない、という古風な考えの人も中にはいるかもしれません。

 

でも、「いい人だけど、やっぱり生理的にダメ」そんな理由で婚約破棄になった例もあります。交際を始めた時点から、少しずつスキンシップを始めて、相手の心と身体の両方を愛していることを確かめてから、結婚を考えてみてはいかがでしょうか。

 

心と身体は深くつながっているのですから、その2つを切り離しては考えられません。

 

「肌と肌を合わせる」ことは、愛情を深め、安らぎを得るためにとても大切なのです。心から愛し愛されている人とのセックスは、テクニックなんてものにこだわらなくたって、きっと夢のような時間になるでしょう。身体の絆は、心の絆と同じように大切なのです。