偶然の出会いはない

偶然の出会いはない

何となく結婚したいではダメ!

 

結婚相手や恋人が欲しい、と思った時、あなたは何を思い描きますか?

 

「どこかで偶然可愛い子に出会って、たまたまその子が僕を気に入ってくれて、何となくデー卜して、とりあえず告白されちゃったらいいな……」

 

妄想いっぱい夢いっぱいの男性たちは、こんなふうに「偶然、たまたま、なんとなく」を漠然と思い描き、思いがけない幸運がやってくるのを待っているのですが、運任せの他力本願で明るい未来が切り開けるはずはありません。

 

勇気を振り絞ってせっかく婚活パーティーという「戦場」に乗り込んだ男性の中にも、「偶然、パーティーがあったんで、ま、たまたま休みだったんで……」「とりあえずマッチッグ投票出しといたんで、もしかしたら当たるかも」なんてことを平気で言う人がいます。たとえそれが照れ隠しであっても、投げやりでいい加減な印象を受けてしまいます。

 

「どうして結婚しようと思ったの?」という質問に対しても、「とりあえず、老後に1人は嫌だから、なんとなく結婚したいと思う」じゃダメなんです。

 

出会いに偶然はない

 

はっきり言っておきます。恋愛や婚活には「偶然、たまたま、なんとなく」では始まりません。

 

ましてや結婚という人生の一大行事が、そんな安易にできるはずがないのです。そして、覚悟と努力なく始まった恋愛や結婚生活は、いとも簡単に崩壊してしまいます。

 

もうひとつ付け加えるなら、女性は自分が「なんとなく、とりあえず」という理由で選ばれることなどあり得ないと思っています。「僕、恋人が欲しいからとりあえず、君と……」なんて言ったら、平手打ちものです。

 

女性は、意中の男性に対して、多くの女性の中から選ばれた、ただ1人として接してほしいと思い、絶対的に唯一の大切な存在でありたいと願っているのです。だからこそ、その男性に尽くし、その男性の子どもを産み育てたいと考えることができるのです。

 

逆に、「偶然に見えるこの出会いは必然なんだ」とか、「絶対、君じゃなきやダメだ」、こういう男性に女性は心を開きます。などと書くと、初対面でこの言葉を言ってダメになる男性がいるから、順を追って説明していきましょう。

 

つまり、結婚を真剣に考えるなら、ちゃんと戦略を立てることが大事なのです。自分の頭で考え、自分の言葉で語り、自分なりの戦略を立てましょう。

 

結婚に至るまでには全員が必ず踏むステップがあります。「出会う、交際する、結婚する」という3つのステップ。このどれを外しても、結婚へはたどり着けません。そのステップごとに必要な段取りがあります。

 

女性に求める条件とは?

 

3つのうちの「出会う」。これもなかなか思い通りにならないステップです。出会わなくてはお話になりません。

 

多くの男女は自然な出会いを望みますが、これまで5年、10年と自然な出会いがなかったのであれば、これから先も自然な出会いは望めないでしょう。

 

まずは、出会いに至るまでの戦略です。あなたは、どういう女性をターゲットにしていますか? 多くの独身は、結婚しない、できない理由を「適当な相手に巡り合わないから」だと言います。そもそも出会いから始まるにしても、その出会いがないのだと。

 

この「適当な相手」とはどういう相手をさすのでしょう。私か思うに、男性が結婚相手として相手に望むことのハードルは、女性よりもずっと低いはずです。思いつくのは「自分より年下で性格がいいコ」「可愛くて話しやすいコ」くらいのものではないでしょうか。

 

たまに、20代で、細くて、料理がうまくて、可愛くて、手に職を持っていて……なんていろいろと希望を言う男性がいますが、だから、その人は結婚できないのです。

 

傾向として、女性に対する経験値が低い男性ほど外見や条件にこだわります。女性の魅力に対する判断基準が、それくらいしか思いつかないのでしょう。

 

理想を追い求めないこと

 

結婚なんて誰としても同じ、なんて夢のないことは言いませんが、自分の理想の女性を追い求め過ぎるのは感心しません。テレビに出ているアイドルや女優のようなルックスで、家事育児を喜んでこなし、しかもお金も稼いでくる。こんな女性はいないでしょうし、もしもいたとしても、あなたと出会う確率も、あなたを選ぶ確率も限りなく低いのです。

 

自分を棚に上げて、あれこれ女性に求める男性は嫌われます。だからと言って、「どんなタイプの子がいいの」と聞かれて、「特にない」と答えるのも女性に失礼な話です。「じゃ、誰でもいいのね」と突っ込まれます。

 

女心は本当にややこしい。地雷を踏まないためには、曖昧に「考え方が近くて、笑顔が可愛く優しいコ」くらいにしておきましょう。

 

ほとんどの男性が、せめてこれくらいはクリアしておいてほしいと思っているし、このくらいのハードルならば女性も反感を持ちません。これが「考え方が同じで、可愛く優しいコ」ではダメなのです。この違いが理解できれば、女心が理解できるかもしれません。

 

幸せになるには

 

考え方、価値観が近いということは、毎日を快適に過ごすために絶対に必要です。とはいえ、大きな方向でベクトルが似ていればそれでOK。

 

自分と全く同じ価値観の人はいるはずもなく、そんな図々しいことを相手に求めてはいけません。

 

笑顔が可愛いというのは、意外にハードルが低いのです。女性はほぼ全員、笑顔になると笑顔でない時よりも可愛くなるものですから。

 

そして、優しい人。分け隔てなくみんなに優しく、あなたに一番優しい。そこまでは望めなくても、少なくとも、あなたにだけは優しい人。優しい人は、愛される人。

 

共に暮らす相手は、あなたが「大切にしたい、守りたい」と思える女性でなければなりません。あなたが愛せない相手では、お互い幸せな毎日は望めません。

 

優しさというのは努力で身につくものです。嬉しいこと、悲しいこと、楽しいこと、苦しいこと。さまざまな経験を繰り返し、喜びと痛みを知れば、人は必ず優しくなれるものです。そして「この人と」と決めた後は、その女性が出会った頃と同じか、それ以上に笑顔で優しくいられるようにしてあげるのが男性の役割。

 

価値観が近ければそれはたやすいことでしょう。女性が幸せならば、必ず男性は幸せになれるのです。