女性の本能を理解する

女性の本能を理解する

女性の男性に対するチェックポイント

 

女性が男性に対して、交際を始める前の数回のデートで無意識にチェックするのは次の3点です。

 

相手の「過去、現在、未来」。

 

女性は気になる相手に対しては「探る」のがとても上手です。何とかして情報を引き出そうとします。どういう人で、何をしているか。血液型から付き合った女性の数まで、何もかも知りたいのです。

 

これは、彼女たちが安心してその相手を愛せるかどうかをはかる儀式のようなものですから、避けて通ることはできません。「過去・現在・未来」この3つのポイントを押さえ、デート中に地雷を踏まないように心がけてください。

 

過去について

 

まず、過去について。よくある質問集です。学生時代は何をやってたの?

 

この質問の裏には、学歴はどうか? 知性はあるか? 交友関係はどうか? などを聞き出したいニュアンスがあります。直接「大学は出てる? どこの大学?」とか「サークルは何してた? どんな友だちと付き合っているの?」なんてストレートに聞けませんから。

 

避けたい答えは、「別に、普通」「パチンコ」「合コンとバイト」「寝てた」。

 

たとえみんなが感心するような学生時代ではなかったにしろ、「楽しかった」「充実してた」「なんか、頑張ってた」程度は伝えましょう。

 

「あの頃は、研究ばっかりしていたから、今思うともったいなかったかな」とか、「サッカー小僧で、サッカーばっかりしてたんだ」なんて答えが返ってくると、ちょっと女性はキュンとします。

 

そして次に来る質問は、「モテたでしょ」。

 

この裏には、過去の異性関係を聞き出したい意図があります。「全然」とあなたが答えても、「ウッ、何人くらいと付き合った?」としつこく追及してきます。「覚えてないよ」「え〜、覚えてないくらいいっぱい?」「そんなこと聞いてどうするの?」「絶対怒らないからさ。5人?10人?」。

 

具体的な数字を交えての誘導尋問には気をつけてください。「さあ。3人くらいかな」「なによ、覚えてるじゃない!(怒)」となりかねません。

 

過去に付き合った女性の具体的な話をするのはもちろんNGだし、具体的な人数を言う必要もありません。また「過去に女性と付き合っていません」「彼女いない歴30年です」なんて、正直に言うのもいけません。それはそれで「こんなにモテない人って、何かおかしな癖でもあるのかしら」などと余計な想像をさせてしまいます。

 

たとえ、恋愛経験ゼロでも、「あんまり、深く付き合った経験はないかな」程度でお茶を濁してください。

 

お手本となる答えは、「モテたでしよ」「そんなことはないけどさ」「ウソ、絶対モテた!」「まあ、遠い昔にそういう時期もあったけど。でも、今は、目の前にいる君が一番」。

 

これで、一件落着。自分が気になる人がモテなきゃいやだし、モテたらモテたで浮気が心配……。そんな面倒くさい女心が満たされます。

 

この質問で彼女が聞きたい答えは、「君が1番素敵なんだよ」「君のことだけが好きなんだよ」ということ。女性は、過去の女性と比較されるのをとても嫌います。そしてもちろん、二股など他に女性の存在があることを許しません。

 

こんな話があります。ある女性が素敵だなと思う男性にふざけ半分で、「今までに何人くらいとHした?」と聞いたところ、真顔で「100人ちょっとかな」という答えが返ってきてびっくりしたというものです。てっきり冗談だと思って、「また〜、冗談ばっかり」と返したところ、「学生時代はバレンタインにはロッカーがチョコで一杯になった」ことや、「自分からは何もしなくても、毎週のように女の子からせまられて困った」話など、無邪気に聞かされたということです。淡い恋心を抱いていたようですが、「この人、私には無理……」と思ったそうです。

 

モテても、モテてなくても、過去の女性の話はしないように……。

 

現在について

 

そして、現在についての話です。

 

どんな仕事してるの? 趣味は? 好きな食べ物は? どんな音楽聴く?

 

女性が相手に質問をするのは、相手に興味がある証拠ですから喜んでいいのですが、これも答え方に注意が必要です。あまりマニアックな答えをしすぎてしまうと、相手にいい印象を与えません。

 

女性の質問を機に、仕事の内容から上司の悪口、自分の思想、はては政治や社会情勢まで滔々と語り始める男性は多いものですが、女性はそんな話は聞きたくありません。自分の話は3分以内で簡単に答えましょう。まして、白熱した議論なんて女性は求めていません。

 

口ばかり達者な男性は嫌われます。自分か話したいことだけではなく、相手が聞きたいことを話すように心がける。そんな気遣いができれば上出来ですね。

 

この女性の質問の意図としては、相手を知りたいと同時に、自分と相手の共通項を発見したい、という気持ちがあるのです。共通項を探して、「もっと好きになれる」よう頑張るのも女性の本能です。「おんなじ」「おそろい」が好きな女性は多いですよね。

 

例えば「ねえ、どんな曲聞く?」と聞かれたら、「わりと何でも。洋楽も邦楽もいろいろ」と幅広く無難に答えておきます。「で、君は何を聞く?」と返してあげましょう。具体的に「ミスチル」などと彼女が答えると、「いいよね〜」と相槌を打つ。もしもあなたがミスチルをあまり知らなければ、「じゃ、今度聴いてみるよ」といったん受け入れる。

 

こう書くと面倒くさそうですが、つまり、受け答えのポイントは、「間口を広く、彼女を肯定する」ことです。

 

逆に、あなたが「好きなアーティストは?」という彼女の質問にマニアック過ぎるアーティスト答えてしまうと、そこから話は広がりません。相手の答えやすい話題で話を広げるのです。

 

また、彼女が好きだという「ミスチル」をあなたが嫌いだったとしたら。好きなふりをする必要はありませんが、あえて嫌いなものを嫌いと言う必要もないのです。

 

好きなものが同じでないからといって、自分の趣味嗜好を相手に強要してはいけません。彼女はあなたと同じ世界を共有して、もっと仲良くなりたいと思っているのです。あなたの趣味が「嫌い」でなければ、「もっと聞かせて」と彼女から興味を示してきます。食事の内容でも、「君が好きなもので」のスタンスを通してください。

 

でも、「僕はなんでも食べるから、君が好きな所へ連れて行って」とか「どこか、いいとこ知らない?」は、ダメ。あらかじめ下調べする、予約しておくなどの準備が必要です。それも、彼女の好みに合わせて!

 

女性とうまく話せない、すぐにダメになる、という男性に圧倒的に足りないのは、「相手に合わせる」技術です。男性は、自分のことを話し始めると、夢中になって「語り」ます。でも相手の女性は、そんなうんちくよりもあなたを知りたいのです。

 

未来について

 

次に未来についてです。

 

この男性と付き合ったら、どんな未来が待っているのかしら。デートの後、彼女が勝手に想像をふくらませられるような受け答えを考えてください。

 

けれど、未来といっても、あなたからいきなり結婚を持ちだすのはNG。相手の気持ちがわからないうちに、「結婚したらこうしてああして、子どもは何人」なんて言わないこと。私のこと、なんにも知らないくせに、となってしまいます。

 

そんな奴、いないだろ、という声も聞こえますが、でも、本当にそういう人がいるのです。結婚を焦るあまり「初めてのデートで結婚の決断を迫って玉砕」は、男女ともにしばしば起こるケースです。

 

男と女は「追えば逃げる、逃げれば追う」ということをお忘れなく。彼女を迫いつめて無理やり「イエス」と言わせるなんて無理です。「北風と太陽」のおとぎ話の太陽のように、温かく包むことで彼女のコートを脱がせてください。彼女があなたの魅力をわかってくれて、あなたを好きになるまでの期間は、仕事、趣味、友だちよりも、「彼女が一番」のスタンスでいきましょう。

 

そして、どんな時も彼女を直接否定しないこと。

 

男性がよくやりがちなのが、理屈で相手をジャッジすること。例えば彼女が「仕事で失敗して叱られた話」をしたとします。多くの男性はその失敗の原因を探し、次回からはそうならないように、と分析しアドバイスをするでしょう。

 

でも彼女が求めているのは「よしよし」してもらうこと。「大変だったね、お疲れ様」そう言って抱き寄せてもらうことなのです。

 

もし、「失敗したのは君の責任だ。君が悪い。叱られて当然だ」なんて言ったとしたら、彼女は二度とあなたに愚痴を言えなくなるでしょう。

 

女性は、「強くなった」と言われるけれど、好きな男性には、いつも守ってほしい、理解してほしい、と思っているものです。この女性の本能ともいえる特質を理解するのが、「いい男」への近道です。